睡眠中に頻繁に呼吸が止まり、起きても熟睡感が無く、日中強い眠気を感じたり、集中力の低下や疲労感、活力や記憶力の低下を自覚した場合は、睡眠時無呼吸症候群の可能性が考えられます。睡眠時無呼吸症候群の予兆として「大きないびきと睡眠中に呼吸が止まる」ことが上げられます。

 そもそも、いびきは他人に迷惑をかける代名詞いう印象が一般的かと思います。睡眠中のいびきを自覚することは極めて難しく、ほとんどの場合周りの人から「うるさくて眠れない」「凄いいびきだね」など指摘されていることでしょう。また、いびきは良く寝ている、熟睡しているという印象がありますが、実際には気道(鼻や喉)が塞がり空気の通りが悪くなることでいびきは発生しています。
 つまり、いびきをかくことは、呼吸が抑制されるため眠りが浅くなり、ほとんどが睡眠不足の状態と言えます。一時的な軽いいびき程度であればそれほど問題にはならないと思いますが、「毎晩大きないびきかいたり、頻繁に呼吸が止まっている」などというときには身体機能にも特に注意が必要です。

 睡眠時無呼吸症候群は睡眠中の呼吸の抑制により、体内の酸素不足を招き、循環器系や呼吸器系に影響を与えやがては身体に様々な障害(高血圧、不整脈、心不全、突然死)が出てくると考えられています。

 睡眠時無呼吸症候群は既に治療法が確立されている疾患です。まずはご自身の眠りの状態を知り、今後の治療、対策に繋げていくことが大切です。






 睡眠時無呼吸症候群の治療法は、大きく分けて3つ、睡眠時に鼻マスクを装着しマスクから空気を送り込み気道を広げて呼吸を維持させる経鼻持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)と、喉笛の周り、扁桃腺などを切除して気道を確保する耳鼻科的咽喉手術、睡眠時に専用のマウスピースを装着し、顎・舌を前進させることで気道を確保する歯科装具(スプリント)治療があります。

 当院では、睡眠中の状態(睡眠時無呼吸症候群の可能性)を調べる終夜睡眠ポリグラフ検査の専門設備はもちろん、CPAP治療、提携の睡眠耳鼻科医および睡眠歯科医との連携により、適切な治療と指導を提供しています。


終夜睡眠ポリグラフ検査についての詳細は
入院検査のご案内」を参照ください。







 睡眠時無呼吸症候群になりやすいタイプは、顎(あご)が小さい、首が太く短い、肥満、の方に良く見られ、中高齢の男性が多いようです。これらのタイプに共通して言えることは「気道が狭い」と言うことです。睡眠中は身体の緊張がゆるむため、舌の筋肉も落込みます。そのため気道の狭い人程、睡眠時無呼吸症候群になりやすいと言えます。








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